【コラム】岩下宣子の『優しさ伝えるマナー術』スマートなお酌の仕方

2017年01月21日(土)

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170113manners昔の人間ですので、娘のころは「女性がお酒を飲むなんてとんでもない」というしつけでしたが、仕事で飲むようになり、今はビール星人と言われるまでに。

そんな私ですが、お酌のタイミングはいつも難しく感じています。気がつくとお酌を受けるのですが、相手のグラスが十中八九、空。注いでもらう時はこちらが先にお酌をするタイミングなのだと反省し、それからは促された時は、急いで相手からビンを取り上げて(マナー違反ですね!)お酌をしていましたが、なるべく目配りをするように心掛けるべきですね。

さて、お酌をする時は、ビールでも徳利でもワインでも基本は同じ。
①まず両手で注ぎます。ラベルがあれば相手に向け、ビンを右手で持ち、左手は底へ。
②右手でビンを傾け、左手はビンの口あたりへ。てこの要領で左手を支点にして傾けると、思った量を注げます。
③注ぎ方は、細く、太く、細くが理想。これなら粗相なく注げると共に、ビールなどは、泡とのバランスがいいあんばいに。
④注ぎ終わったら、手首を返すようにビンをくるりと回すと、遠心力で酒がビンに戻り、もれなくなります。

なお、もう飲めないと感じたら、日本酒の場合は盃を懐紙などで軽くふいて逆さにします。グラスなら、手で覆うよりも指を二本グラスのふちにかけて辞退する方がスマート。空にならないと注がれないため、アルコールが弱い人は少し多めに残しておきましょう。


岩下 宣子(いわした のりこ)

マナーデザイナー。1985年に現代礼法研究所を設立。
企業や学校など多岐にわたる講演や研修を実施。
『すぐ役立つ冠婚葬祭辞典』『好感度がアップする美しいマナー』など著書多数。船橋在住。


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