【コラム】『はなびより』頑張れ受験生!梅に祈りを込めて

2017年02月09日(木)

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170127hanabiyori「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」。学問の神様として知られる菅原道真が、無実ながら政略によって左遷され、京の都を去る時に詠んだ有名な歌です。

その思いを託された梅が、京の都から一晩にして道真の屋敷に飛んできたという太宰府の「飛梅伝説」も併せて、梅が咲きだす頃、ふいにこの逸話を思い起こします。梅は厳しい寒さを耐えて、早春に花を開かせることからも古来から縁起の良い花とされています。

時あたかも受験シーズン。道真はこんな歌も残しています。「心だに誠の道にかなひなば 祈らずとても神や守らん(心さえ誠の道にそっていれば、あらためて祈りを捧げなくても、神がきっと守ってくれるだろう)」。

ちなみに写真は厄除けで有名な足立区の「西新井大師」で昨年見掛けた梅です。努力が報われ見事に花が咲きますように!

writer 武山 直義(日比谷花壇)
http://www.hibiya.co.jp


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