【休刊】『ニューファミリー』家族との思いをつなぐ地域情報紙として

2017年03月24日(金)

170324front-t


地元で産声を上げた本紙は、家族に向けた媒体として、たくさんの読者に愛され、衣食住に関するさまざまな地域の話題を提供してきました。そして今年3月。「ニューファミリー」は新たなターニングポイントを迎えます。今回は、本紙を温かく見守っていただいた皆さんと共にアルバムを開くような気持ちで、あの頃を振り返ります。

 
ニューファミリーは、人と人とを「つなぐ」地域情報紙として休まず発行してきました。情報の取得はインターネットが主流である今、紙にこだわったのは、親しみと温かみを感じられる、唯一無二のツールだから。触れ、めくり、興味がある記事を指で追う、あのワクワクした気持ちを、家族で共有してほしいと願ってきたからです。

子どもが大人になるように、成長してきた本紙。アルバムを振り返る思いで今号を制作しました。取り上げた記事一つ一つを見ながら当時を懐かしみ、家族団らんのきっかけになればと考えます。

皆さんの中には、地図を片手に航海へと乗り出すように、紙面を頼りに新たな街を巡り、素敵な出会い、発見に胸を躍らせたという人も多いのでは。そんな読者たちに寄り添えたのは、制作に携わった者として誇らしく思います。

本紙は今号をもって、航路を照らす灯台の役目を一旦終えます。地元を愛する皆さんにとって本紙が、千葉の魅力を示す道標であれたことに改めて感謝を──。


思いを馳せる周年号

170324front0133年以上続いた本紙。創刊号(なんとモノクロ!)から少しずつ雰囲気が変化しているのが分かりますか?15年、20年といった節目の号にあわせてビッグタレントが登場し、メッセージをいただきました。また、読者からの意見を反映する記事も多数掲載。反響も大きかったです。

スタッフ ‘s VOICE
芸能人が登場し、今とは少し雰囲気が異なる紙面。一方、地元愛にあふれた記事は今も昔も変わらず。地元で活躍する人やグルメ店などを紹介できるのが、楽しくて仕方ありませんでした。

読者 ‘s VOICE
「子どもの成長と共に、行きたい場所、楽しめるところは変化してきました。そのたびに、ニューファミリーの特集からヒントをいただいて出掛けていました」 (鎌ケ谷市/40代・女性)


長期連載 ふれあい交差点

170324front02スポンサーの「地域社会と共に歩む」という企業姿勢から、平成5年4月にスタートした「ふれあい交差点」。24年という長期の連載を経て、地名の由来、郷土の偉人の紹介をはじめ、読者が参加しやすい旅企画や人気飲食店など、さまざまなテーマを通して地元の隅々を紹介しました。

スタッフ ‘s VOICE
長期連載なだけに反響が大きかった記事。地名・旅企画を連載中は「在住する地名について詳しく知りたい」「掲載されていた場所を巡りたい」などの問い合わせが多数寄せられました。

読者 ‘s VOICE
「人気飲食店の記事が大好きで切り抜きを持っていました。掲載店のトンカツ屋さんへ出掛けたところ、分厚い肉に感動。来たかいがありました!」
(船橋市/60代・女性)


長く続いた読者イベント

170324front03本紙主催イベントの先駆けとして始まった「かるた大会」(平成11年〜17年)はニッケコルトンプラザを会場に、親子が熱戦を繰り広げました。また高齢者を応援する「シニアフェスタ」、食の大切さを伝えた「食の祭典」、老若男女に人気の「ゴルフ大会」など、紙面を超えた交流も盛んでした。

スタッフ ‘s VOICE
手作り感満載だった「かるた大会」。畳をレンタルしたり、大会用の大判かるたを作ったり……大変でしたが、参加した親子の楽しんでいる様子は疲れも吹き飛ぶほどでしたね。

読者 ‘s VOICE
「昔、コルトンプラザでニューファミリーのかるた大会に娘と参加したことがあり、懐かしく思い出しました。娘は、今ではすっかり成人し大人になりましたよ」(市川市/40代・女性)

こんなことありました! ニューファミリーの思い出

1月に募集した「本紙との思い出」への投稿、ありがとうございます! 全て紹介したい気持ちを抑え、一部抜粋して掲載します。

お勧めの店で撮影した笑顔
家族4人で、紙面に掲載されていたお勧めのレストランに行きました。とても雰囲気が良い店で、家族孝行ができた上、大変楽しい思い出が作れました。改めて記念日に出掛けて撮影した写真は、その年の年賀状にしたほど。(船橋市/50代・男性)

ルートを参考に街探索
月一の郊外ウォーキングをしています。以前は「ふれあい交差点」の記事を参考に、何度か歩いたことがあります。場所は松戸や北小金、薬円台や船橋などで、友人たちから好評でした。(船橋市/60代・男性)

親子5人、心に残る思い出
以前「乗馬体験」の案内を見つけた私は「子どもたちには、物より心に残る思い出を」という気持ちから、早速申し込みました。子どもは中一、小四、下の息子はまだ5歳でしたが、優しい馬の瞳や二階から見ているような馬上の景色に感動! 大切な思い出になりました。(市川市/70代・女性)

読み聞かせのお供に……
4年生になる孫のクラスに、読み聞かせの当番として参加していた時。自分の番がくると、コラム「絵本で子育て」に掲載していた本を読んでいました。子どもたちに喜ばれましたよ。(船橋市/70代・女性)

華やか紙面、花咲く会話
夏の花火特集が印象的でした。紙面が華やかで、花が咲いたよう。他にもテーマパークの話題はあったものの、お年寄りにはあまり興味がなかったようで、花火の方が家族で盛り上がりました。毎回楽しく読んでいます。(鎌ケ谷市/30代・女性)

ニューファミリーの生い立ち
浦安市に人気テーマパークが開園した1983(昭和58)年4月1日に創刊した本紙。「見て楽しく、読んで面白く、ためになる」をモットーに、衣・食・住、教育、環境、文化など、幅広いテーマで地域密着の情報を提供してきました。戦後二世で「ニューファミリー世代」の新しいライフスタイルや女性の生き方など、豊かな生活に役立つ情報を満載し、千葉県北西部を中心に総武・常磐版の約60万部を発刊。1986年(昭和61)年、月2回発行で80万部を超えるなど、地域と共に成長しました。1988(平成元)年に、消費税が始まり、翌年のバブル崩壊と共に経済・社会環境が大きく変わる中、1995(平成7)年には京葉・常磐版の約40万部で、ポスティングを新聞折り込みに変更。現在の発行形態へと落ち着きました。

創刊から33年以上に亘り多くのご支援をいただき、地域に根ざした事業を大過なく展開してこられましたのも、
偏に、皆さま方のご愛顧の賜ものであり、この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。
長い間のご愛読、誠にありがとうございました。

ページトップへ戻る